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【Keychron K3 Maxをレビュー】連れ歩きたいコンパクトなキーボード

キーボード

2024-08-10
【Keychron K3 Maxをレビュー】連れ歩きたいコンパクトなキーボードのサムネイル

CONTENTS

  • Keychron K3 Maxの基本スペック
  • Gateronメカニカルの茶軸を試してみた
  • コンパクトかつ軽量ボディだから持ち運びもスムーズ
  • 耐久性に優れた技術の詰まったキーキャップ
  • 変更できるキースイッチが限られている点には注意
  • K3 Maxはこんな人にオススメ

2017年にキーボード製造の豊富な経験を持つキーボード愛好家グループにより設立されたブランドKeychron。心地よい打鍵感を実現する最先端のテクノロジーとつい手にとってみたくなるミニマルなデザインを特徴としています。

今回、K3 Maxというモデルをご提供いただいたので、その使用感やデザインの詳細をレビューしていきます。

Keychron K3 Maxの基本スペック

Keychron K3 Maxの商品画像

Keychron K3 Max

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価格(2024年6月時点)

¥18,920(公式サイト価格)

製品名

Keychron K3 Max

レイアウト

75%

接続方法

2.4 GHz、Bluetooth 5.1、有線

バッテリー

1550mAh

重さ

約525g

大きさ

306 x 116 x 15mm

対応OS

Windows / Android / Mac / iOS

端子

Type-C

対応ファームウェア

VIA / QMK

K3シリーズはこの他に類似の「K3 Pro」というモデルがあるのですが、K3 Maxはそのやや上位モデルという位置付けかと思います。

K3 Max 全体イメージ
K3 Max 側面
K3 Max 側面2

具体的にK3 Proと異なるポイントは以下になります。

  • K3 Maxでは2.4 GHz接続が可能となっている
  • K3 Maxでは吸音フォームを搭載。より静かなタイピングが可能に
  • K3 Maxはやや明るめのデザイン、Proはやや暗めのデザイン

機能的・価格的な違いはそこまでないので、デザインで選んでしまうのもありかと思います。

Gateronメカニカルの茶軸を試してみた

K3 Maxでは、Gateronメカニカルキースイッチの赤軸・茶軸・青軸の3つから選択できます。

それぞれの違いの特徴は以下のような形です。

軸比較表
Keychron Webサイトより

基本的にはどのようなシーンで使いたいかで判断すれば良いでしょう。

最も静音な軸は赤軸なので、オフィスで使いたい方は赤軸、しっかりとした打鍵感を求める方は青軸、というイメージで選べば良いと思います。

今回は間をとって茶軸を選択してみましたが、茶軸でもそれなりに静かな打鍵音になっているため、オフィスでも問題なく使用できるかと思います。

打鍵音はこちらの動画からご視聴ください。

コンパクトかつ軽量ボディだから持ち運びもスムーズ

スペックの部分でも書いた通り、K3 Maxの重さは驚異の525gです。これはどれくらいかというと、最新のMacbook Airの重さが1.24kgなのでその半分以下となります。

やはりロープロファイルではない一般的な高さのキーボード(ハイプロファイル?)だとどうしても重さが出てしまいますし、ロープロファイルであれば、リュックの中に入れてもかさばらず安心して持ち運ぶことができます。

ロープロファイルキーボードとは?

ロープロファイルキーボードは、通常のキーボードよりもキーキャップやスイッチが低く設計されており、全体が薄くてコンパクトです。このため、持ち運びやすく、スペースを節約できます。また、手首への負担を軽減するエルゴノミクス設計が施されていることが多いです。

耐久性に優れた技術の詰まったキーキャップ

K3 Maxのキーキャップは「ダブルショットPBTキーキャップ」になっているのですが、これは何かというと、まず、キーキャップの種類はいくつか存在します。その中でも主流なのが以下の2つです。

  • PBT(Polybutylene Terephthalate - ポリブチレンテレフタレート)
  • ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene - アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)です。

それぞれの簡単な特徴は以下の通りです。

PBT

ABS

耐久性

高い

普通

触り心地

手に馴染む

滑らか

光沢

少ない

多い

価格

高い

安い

そしてダブルショットとは、キーキャップ文字の印字手法のことです。他の印字手法では、文字がキーキャップの表面に印刷されているのに対して、ダブルショットではキーキャップの一部として一体化しているため、文字が摩耗して消えにくいという特徴があります。

ダブルショットのPBTキーキャップは非常に製造が難しく、これを搭載しているキーボードはかなり珍しいと言えるでしょう。

変更できるキースイッチが限られている点には注意

あまり大きな問題ではないですが、強いてもう一歩な点を挙げるとするならば、キースイッチの取り替えがGateronとKeychronのものしかできないため、キースイッチを自分好みにカスタマイズしたい人にとっては使いづらいかもしれません。

そもそもロープロファイルのキースイッチは比較的選択肢が少ないので、GateronとKeychronのキースイッチだけでも特に問題はないのかなと思います。

ちなみにGateronとKeychronは名前が似ていますが、両者は異なる企業で、直接的な関係はないそうです。

K3 Maxはこんな人にオススメ

K3 MAXは以下のような方におすすめなキーボードと言えるでしょう。

  • 持ち運び用のコンパクトで軽量なキーボードが欲しい方
  • いわゆるゲーミングキーボードのようなものではなく、シンプルで洗練されたキーボードが欲しい方
  • オフィスでも使える静音キーボードが欲しい方

本記事では「Keychron K3 Max」の使用感をご紹介をしました。

同じような価格帯・デザインでNuphyというブランドの「Air75」というモデルのレビュー記事も過去に公開しているため、気になる方はぜひご覧ください。

【長期レビュー】メカニカルキーボード「NuPhy Air75」がもう手放せない話

Keychronでは他にも多くのキーボードを主軸とした製品が展開されているので、このキーボードいいかもと思った方はぜひ他の製品も見てみてください。

Keychron K3 Maxの商品画像

Keychron K3 Max

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