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【Soundcore Sleep A10レビュー】睡眠時利用に特化したイヤホン

【Soundcore Sleep A10レビュー】睡眠時利用に特化したイヤホンのサムネイル

CONTENTS

  • Soundcore Sleep A10の基本スペック
  • 実際付け心地は他のイヤホンよりも断然良かった
  • 寝室にマッチするようなすっきりとしたデザイン
  • イヤホンに音楽をインストールするという新発想
  • イヤホンでのアラームは少し不安ではある・・・
  • Sleep A10はこんな人にオススメ

AnkerのオーディオブランドであるSoundcoreが提供する睡眠用ワイヤレスイヤホン「Sleep A10」従来のワイヤレスイヤホンでは考えられない睡眠に特化した機能がたくさん盛り込まれています。

本記事では、実際にSleep A10を購入して使ってみた感想や、具体的な機能について深掘りしていきます。

Soundcore Sleep A10の基本スペック

Anker Soundcore Sleep A10の商品画像

Anker Soundcore Sleep A10

価格(2024年6月時点)

¥12,990(税込)

サイズ

約6.8 x 6.8 x 2.7cm

重さ

約65g (充電ケース含む) / 約2.9g (イヤホン本体 片耳)

カラーバリエーション

ホワイトのみ

再生可能時間

6時間 / 47時間(イヤホン / イヤホン+充電ケース)

製品名の通り睡眠時の利用に特化した、いわゆる「寝ホン」です。

そのため、一般的な外用のモデルと比較すると、音質やケース含めたサイズ、ノイズキャンセリングなどは劣るポイントがありますが、イヤホン片耳の軽さや耳へのフィット感といった項目での強さが目立ちます。

以前にレビュー記事を公開した同じブランドのP40iと基本スペックを比較してみました。

Sleep A10

P40i

重さ

約65g (充電ケース含む) / 約2.9g (イヤホン本体 片耳)

約58g (充電ケース含む) / 約5g (イヤホン本体 片耳)

サイズ

約6.8 x 6.8 x 2.7cm

約5.8 x 5.3 x 3cm

再生可能時間

6時間 / 47時間(イヤホン / イヤホン+充電ケース)

12時間 / 60時間(イヤホン / 充電ケース)

ケース含めた重さ・サイズ・再生可能時間ではP40iに劣っているものの、片耳の重さでは圧倒的に軽量になっていることがわかります。確かに寝る時に使うだけであれば、ケース含めた重さ・サイズ・再生可能時間はそこまで気にならないポイントです。

実際付け心地は他のイヤホンよりも断然良かった

実際にSleep A10を耳に装着したまま一晩寝てみました。今まで耳栓をつけて寝てみたことはあるのですが、朝起きるといつの間にか耳から外れていることが多かったです。

しかしSleep A10の場合は、初めての装着でも無事朝まで耳から落ちることなく、またつけている不快感を感じることなく寝続けることができました。

Sleep A10には他のイヤホンと比較して圧倒的に多くのイヤーチップが同封されているので、その中から自分の耳にフィットするものを選んで使うことができます。

寝室にマッチするようなすっきりとしたデザイン

Sleep A10はカラーバリエーションはホワイトしかないものの、全体的に丸みを帯びた優しい印象のデザインで枕元に置いていても寝具に溶け込んでくれるようなデザインになっています。

Sleep A10 ケース
Sleep A10 蓋開けた状態
Sleep A10 イヤホン取り出した状態

確かに、このカラーバリエーションで黒や赤などがあると、ちょっと寝室には置きづらいかなと思います。

イヤホンに音楽をインストールするという新発想

Sleep A10でははじめにスマホアプリでペアリングを行うのですが、その際にイヤホン側に音楽をインストールすることができます。

ただし、自分の好きな音楽を何でもインストールできるということではなく、Soundcoreが用意した環境音やホワイトノイズなどから選んでインストールするという形になります。

アプリスクリーンショット
インストールできる音楽の種類

インストール後はスマホの電源が切れていたり、Bluetoothが届かない場所にあったりした場合でも、イヤホンをダブルタップするだけで音楽を再生することができます。

もちろん、普通にBluetoothを接続して音楽を楽しむことができます。

イヤホンでのアラームは少し不安ではある・・・

Sleep A10には起床時にイヤホンからアラームを流してくれるという機能も搭載されています。先ほど朝まで問題なく装着することができたと紹介しましたが、そうは言っても100%毎日付け続けられるかというと、不安な部分はあります。

万が一睡眠中にイヤホンが耳から外れた時、その朝にはアラームに気づけないということになってしまうので、アラームはスマートウォッチに頼ることにしています。

Sleep A10はこんな人にオススメ

以上のような特徴を持ったSleep A10はこんな人におすすめと言えます。

睡眠時に周りの雑音が気になってなかなか眠れない人

Sleep A10はノイズマスキング機能を搭載しており、外部の騒音を効果的に遮断します。これにより、静かな環境で深い眠りを得やすくなります。

※ ノイズキャンセリングが音波によって騒音を低減させるのに対し、ノイズマスキングは特定のサウンドを重ねることで騒音を低減させます。

自分だけに聞こえるアラームをセットしたい人

例えば配偶者と同じベッドで寝ていて自分だけ早く起床しないといけない場合は、自分のアラームでパートナーを起こしてしまう可能性があります。

Sleep A10でアラームを鳴らせば、聞こえるのは自分だけなので、パートナーに迷惑をかけず起床することができます。


本記事では、Soundcoreの寝ホンであるSleep A10をご紹介しました。

普段の睡眠導入で問題を抱えている人、より快適な睡眠を追求したい人は、ぜひ本製品を試してみてください。

Anker Soundcore Sleep A10の商品画像

Anker Soundcore Sleep A10